王国兵士団紹介
新米兵士はまず訓練兵として幼龍団に入り、訓練を受ける。
幼龍団には特に階級は存在しない。上官と訓練兵という関係のみである。
幼龍団で訓練を受けた後、本人の希望と上官の判断により、緑龍団・青龍団・赤龍団・黄龍団の何れかに所属する。
この4つの団は色団(しきだん)とも呼ばれ、一人前の王国兵士となる。
色団では3等兵・2等兵・1等兵・士団長に分かれている。
色団で1等兵になり、その中でもエリートとされる者が選抜され、地龍団か飛龍団に引き抜かれる。
頭脳派の者は地龍団へ、武闘派は飛龍団へ配属される事が多い。
地龍団(ちりゅうだん)
近衛兵とも呼ばれている。エリート中のエリート。
王国付近の警護を主に行い、各団の指揮を執る事もある。
王国兵士団の頭脳と称され、武よりも知を重んじる者が多い。
黒を基調とした制服で、王冠のエンブレムを付けている。
地龍団の兵士長は全王国兵士団の総司令官を兼任する。
飛龍団(ひりゅうだん)
遊撃部隊とも言われていて、特に管轄は無い。
事件があれば大陸全土、どこへでも出かけていき解決する。
武闘派だが、色団から選抜されたエリートの為、全員頭も良く飛龍団に解決できない事件は無いとすら言われている。
黒を基調とした制服で、龍のエンブレムを付けている。
兵士長には代々『龍の奇跡』という剣が受け継がれている。
緑龍団(りょくりゅうだん)
プルプール大森林を管轄とする部隊。
緑を基調とした制服で、木のエンブレムを付けている。
青龍団(せいりゅうだん)
プルスーラ平原を管轄とする部隊。
青を基調とした制服で、狼のエンブレムを付けている。
赤龍団(せきりゅうだん)
プルカラ砂漠を管轄とする部隊。
赤を基調とした制服で、太陽のエンブレムを付けている。
黄龍団(おうりゅうだん)
プルプット山脈を管轄とする部隊。
黄色を基調とした制服で、山のエンブレムを付けている。
幼龍団(ようりゅうだん)
訓練兵の部隊。主な管轄は存在せず、王国付近で訓練を行う。
白を基調とした制服で、エンブレムは無い。